在処離れ

やさしく、あったかく生きていきたいです。

sumika

 

大好きなバンド、sumikaのギタリスト、じゅんちゃんが亡くなった。

 

 

つい、この間会いに行ったばかりだ。

12月17日に、sumikaに。

 

突然のことすぎて、感情が追いつかなくて、

とりあえずTwitterに思いを吐き出して、

それから、自分の部屋で、人生で2回目のファンレターを書いた。

sumikaの3人宛に1枚。届くはずもないけど、じゅんちゃん宛に1枚。

 

ちなみに、人生で初めて書いたファンレターもsumikaだった。

 

感情のまま書き終わって、

寝れなくて、ブログを書いている。

久々更新が、こんな虚しいことだとは。

 

死因は、公表されていないから知らない。

知りたくもない。

18時、帰宅途中の車の中で知って、

心臓が鳴り止まないまま家に帰ってきて、

父と母に伝えた。とにかく誰かに言いたかった。

父はすぐネットニュースを調べ始めた。「死因は?」「なんも書いてないってことは…自殺か?」と、好き勝手言っている。

死ぬほどムカついて、「聞きたくない、それ以上、いらない。」と言った。父は、もう、何も言わなかった。

 

なぜか、三浦春馬さんのことを、ぼんやり思い出した。あの時の、衝撃と、自責と、切なさ。

悲しい、は、何故かどこかに置いてきたように感じられなくて、今は虚しさだけが残っている。

 

訃報を知った瞬間、真っ先に、残されたsumikaのメンバーを思った。

今、何を思っているんだろう。

きっと、私には計り知れない悲しみの底にいる。どうか、どうか、その悲しみの先のあたたかい光に、いつか救われる日が来ますように。今、sumikaにふりかかることばが、ひとが、おとが、やさしくてあたたかくて穏やかでありますように。

もう、ただ、祈るだけだ。

 

じゅんちゃん。

じゅんちゃんのいるsumikaに、何度も助けてもらって、何度も生きるちからをもらったよ。

やさしいじゅんちゃんが、どうか、天国で悲しい思いをしていませんように。笑って過ごせますように。

音楽を、言葉を、愛を、たくさんたくさんありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。

 

 

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1日経って思うこと。

 

じゅんちゃんがいなくなっても、

私の生活はまわった。

飲み会に行って楽しくご飯を食べている間は、悲しさや虚しさを忘れていたし、

くだらないことで笑えるし、

お腹はすくし、夜は眠いし、

月曜からまた仕事だし。

 

でも、彼らは?

きっと「日常」は、とまったままだ。

日常が動くのは、きっと、物凄くしんどい。

 

私は何も出来ない、何も出来ないけど、

残された彼らのそばに配慮あるやさしい人がたくさんいますように。日常を支えて気づかってくれる人がいますように。

 

どうか、それだけ。