なんでかなあ…
夜になると、くるしい。
木村花さんも、三浦春馬さんも、
死ぬ時どんな気持ちだったんだろう。
悲しくて、つらくて、絶望的で、誰かに助けてもらいたくて。そんな気持ちで死んだのだとしたら、そんなことは余りにも哀しすぎる。
死んじゃダメなんてわかっている。大きな迷惑がかかることも、生きていればいいことがあることも、嫌なことはずっと続かないことも、愛してくれる人がいることも。悲しむ人がいることも。
死ぬことはものすごい痛みを伴うことなんだと思う。自分自身の身体も、こころも、そして、自分を愛してくれた人のことも。
でも、それを凌駕するほどの、深い苦しみや悲しみがあったのだとしたら、そのかけらにすら気づかなかったことが哀しくて、虚しい。
あんなに優しくて、真面目で、笑顔が素敵なひとが、哀しい気持ちで死んでいくことがつらい。
かなしい。生前の写真や、動画を見る度、哀しい。
木村花さんは、死ぬ前に、「死ね、気持ち悪い、消えろ、今までずっと私が1番私に思っていました」とツイートしていた。
この一文を見たとき、涙が止まらなかった。
その夜、布団で一人きりになって、自分に「死ね、気持ち悪い、消えろ」と言った。めちゃくちゃ痛くて、また泣いた。
周りにそんなこと言われて。自分も自分に向けて言って、味方がいなくて。じゃあ誰が彼女を肯定するんだろう。彼女のことを愛する人は沢山いるだろうけど、その人はそれを伝えてあげたのだろうか。
もし、彼女が、孤独で、つらくて、消えてほしいくらい自分が嫌いで。
そんな気持ちのまま、死んだのだとしたら、私は死ぬことを責められない。
若いのに勿体ない、とか、生きていれば勝ちだ、とか、死ぬのだけはダメだ、とか私には言えない。
彼らが死んだ事実がくるしいと言うよりも、そんな気持ちを想像して、死ぬ瞬間の彼らの想いを想像して、苦しくなる。
せめて彼らが今、彼らの望む世界で笑っていますように。そんなことを願うばかりです。