在処離れ

やさしく、あったかく生きていきたいです。

忘れたくないことを書き留める

 

 

 

こんばんは。

 

約1か月ぶりの更新です。

 

今日は、先日あった「良いこと」を書き留めておこうかなあと思いましてブログを書いてます。

 

先に言っておきますが、今回の記事は本当に個人的にうれしかったことだけを書き綴っている、日記に近いものです。

 

 

簡単に言うと、ある人から頂いた言葉がとてもうれしかった、という話です。

ただそれだけのことなんですが、その頂いた言葉が、私がこの先生きていく中で、思い出すだけで活力になるだろうなってくらい嬉しかったので、書き起こしていきます。

忘れないように。

 

 

 

えっと,どこから書けばいいんだろう。

 

状況としては、ゼミでの飲み会でのことでした。後輩が入ってきて、最高学年(大学4年)としての初めてのゼミ飲み。教授含め7人のこじんまりとした飲み会だったんですけど。

 

 

まあ~~~~~~~酔った…。

 

私、人と飲み会とかご飯とか行くと、色々気を使っちゃって何も言えなくなるタイプなんですけど。

お酒を飲むとなんか全部どうでもよくなって、周りに色々思ってること言っちゃうって、わかっているんです。

だから、もうどうでもよくなりたいなあと思って、今日は飲もうと決めて、がばがば飲みました(意図的)

 

 

で。案の定めちゃくちゃに酔いました。

悲しいことなんですけど、酔ってる時の自分って積極的なんです。

「なんでこれ日常生活に活かせないの?」ってくらい。お酒の力ってすごい&怖い。

 

 

それで、その勢いでゼミの先生にずっとずっと気になってたこと言ってみたんです。

その返答が、タイトル通り、とっても嬉しくて、忘れたくないなあと思ったことなんですが……

 

 

 

 

この話の前に、ちょっとだけ私の過去の話書かせてください…。

 

私、推薦入試で大学に入ってて。その時、たまたまゼミの教授も面接官の1人だったんです。

 

私、面接で、ま~~~~~~~~~~すごい量の嘘をついたんですよ。

なんか「さも自分をこの大学に入れるべきです!」って、自分の良い所言いまくった。しかも全部嘘。

 

「コミュニケーション能力があります!」とか。

(現実は超絶コミュ障)

「新しい環境にすぐ対応できます!」とか。

(新しい環境なんてまず飛び込めないタイプ)

 

とにかくその大学に入ることに必死で。

自分の学力では行けないような、ちょっと頭のいい学校だったから、推薦でどうしてもはいりたくて。

あることないこと…。よく高校生の私は良心が痛まなかったなってくらい、嘘を言い倒しました。

 

結果、面接試験の方はちょっと手ごたえがあったんです。

その時は「あ~~~うまくいったかも~~~ 」くらいにしか考えてなかったなあ。

 

その大学に合格させてもらえたときも、「やった~~~~~~~~~!!!!!!!」って呑気に喜んでました。

 

 

が。

 

 

地獄はここからです。

大学に入って、自分のダメさにはじめて気づくわけです。

勉強もできない、人間としても全然出来た人間じゃないし。

でも周りがびっくりするくらいすごくいい人たちなので、とにかく自分を隠し続けてました。

 

ゼミは3年から入れるので、頑張って周りに置いてかれないように勉強して、希望のゼミに入れたんですけど。

そこでもなんかいちいちよぎっちゃうんです。「この先生は推薦の時の、嘘ついた私を私だと思っているんだよなあ」とか。

 

本当は全然ダメ人間なのに、必死に隠してたせいで、ダメ人間の私の居場所が大学になくて。

 

ゼミの同期はとっても優秀だし。ゼミどころか、大学の皆、私より何倍も優秀だけど。

 

だからなんか失敗とかしちゃうと、周りに「なんでこいつこの大学にいるんだ?」って思われるのかなあとか思ったり。

実際、私が授業かなにかで、自分の意見を言った時、友達に「いや、それはないでしょ。さすが推薦。笑」と言われたこともあった。私が自分のことを「バカキャラ」と認めて蔑んでいたから、周りもそういうキャラでいじって良いと思ってたんだと思う。わたしにも落ち度はある。わたしも「いや、推薦をばかにするな!全国の推薦の人を敵に回してるぞ!笑」と笑って返したけど、だいぶグサッときてた笑

 

ゼミの先生にも、「こんな私なんて、大学に入れるべきじゃなかったって思われるのかなあ…」とか。

「こいつじゃなくて他の誰かを推薦しとけばよかった」って思われたら嫌だなあとか。

 

心のどこかでは、「先生はそんなこと思う人じゃない」ってわかってた。すごく優しくて、賢くて、尊敬している先生だから。私が尊敬する人がそんなこと言うはずないなあとか、わかってるんだけど。

やっぱり不安。本当の、ダメで不甲斐ない自分がバレてそうで怖くて、まともに目を見て話せなかった。

 

 

そんなことをずっとずっと1年間くらい考えてて、それがずっと自分の中で引っかかってたんです。

後ろめたさというか、「嘘ついた自分」が評価されているのが怖かった。

ハードルは下げておきたいタイプなのに、大学入学地点でめちゃめちゃ「完璧な自分像」作っちゃって、それを期待されているのがつらかった。自分で嘘ついておきながら。笑

 

 

で、酔った勢いで、普段は聞けないけど、ずっと気になってたこと。メンドクサイこと、言ってみたんです。

 

「私、この大学に入ってよかったのかなあとか時々思うんです。」

と。

 

そうしたら、

「○○さん(私)の面接、覚えてるよ。今だから言うけど、ダントツで良かったよ。」

と言ってくださいました。そこでメゲない私。

「でも、あの時面接で言ったこと、全部嘘なんです…本当はコミュ障だし、インキャだし…」

 

 

先生「○○さん(私)がどう思っているかはわからないけれど、僕は○○さんを入れてよかったと、本当に思ってるよ。それだけは信じてね」

 

って;;;;;;;;

 

 

本当に涙出ました。思い出しても泣けてくるなあ。

何がうれしいって、私が一番不安に思ってた人から「ここにいていい」って言われたこと。

向こうも酔ってるし。私も酔ってたけど。

もしかしたら嘘なのかもしれないし、その場しのぎかもしれないし。

そんなのわかんないけど、でも、私の尊敬する大好きな先生だから、その先生の言ってくださった事は信じたいなあと心から思いました;;

 

 

 

その言葉だけでこの先ずっと頑張っていける気がしました。

 

「ほんとですか…?」って変な返事しかできなかったな。「ありがとうございます」とか全く言えなかった。でもいつか絶対言おう。その言葉で救われましたって。お酒の力借りずに言いたいな。

 

 

今、このブログを書くまで忘れないでいてくれてありがとう、私の記憶力に感謝。

まあ書かなくても一生忘れないんだと思うけど。念には念を。

 

 

なんか私の自慢記事みたいになってしまってごめんなさい。

でも本当に本当に嬉しかったから(そしてそれを共有できる友達がいないから)(陰キャの鏡)ブログに書かせてください…